振袖を美しく着こなすためには、着物そのものだけでなく、肌に直接触れる「肌着・下着」の選び方がとても大切です。
肌着選び次第で、着姿の美しさや動きやすさ、快適さまで変わってきます。
この記事では、振袖の下には何を着ればいいのか、選ぶときのポイントをわかりやすくまとめましたので、参考にしてくださいね。
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目次
1. 振袖の下に着る肌着・下着の基本
振袖の下に着るインナーには、主に以下のようなものがあります。
肌襦袢(はだじゅばん)
上半身用の和装肌着で、素肌と長襦袢の間に着て汗や皮脂を吸収します。襟元や袖口から見えにくいデザインです。
裾よけ(すそよけ)
下半身用の和装肌着で、腰から裾までを覆います。補正の役割も兼ねることがあります。
ワンピース型肌着(スリップ型)
上下一体型で、肌襦袢と裾よけをまとめて着られる便利なタイプです。
長襦袢(ながじゅばん)
肌着の上に着る下着格の着物で、衿元に半衿をつけて振袖の衿元を美しく見せます。
和装ブラ
胸まわりの補正や形を整える専用ブラ。必要に応じて使います。
ショーツ(下着パンツ類)
普段の下着とは違い、帯やひもと重ならないよう浅め・シームレスなデザインがおすすめです。

2. 肌着・下着選びのポイント
色と透け感
- 肌に近いベージュやアイボリー、淡いピンク系が基本。
- レースやフリルなどの装飾は、表に響かないようシンプルなものを選びましょう。
締め付けやライン
- ウエストや腰の締め付けが強いと着崩れや不快感の原因に。
- ショーツは浅めの丈やシームレスタイプが◎
- 和装ブラやノンワイヤーブラで、胸のラインを平らに整えます。
襟ぐり・衣紋(えもん)
- 振袖は後ろ襟元を開けぎみに着つけるので、背中や衿ぐりが深めの肌着を選ぶと肌着が見えません。
- 普通のインナーやヒートテックは襟ぐりが浅く、衣紋から見えやすいので注意。

素材と機能性
- 綿・麻・シルクなどの天然繊維、または吸湿速乾素材が快適。
- 冬は保温性も意識したいですが、厚手を重ねすぎると動きにくくなり着崩れの原因になります。
- お手入れのしやすさもチェック。洗える素材や丈夫なものが安心です。
3. 美しく過ごすための肌着チェックリスト
- 肌色に近い無地・装飾のないデザイン
- 襟ぐり・背中が深めで衣紋から見えない
- 締め付けが強くなく、ラインが響きにくい
- 吸汗性・通気性・季節に応じた保温性
- お手入れしやすい素材
- 必要に応じて和装ブラ使用
- ショーツは浅め・無装飾タイプ
振袖は見える部分だけでなく、見えない肌着の選び方が着姿を左右します。
成人式や撮影などの大切な日を、美しく快適に過ごすために、肌着選びにもぜひこだわってください。
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