「とってもリーズナブルな和遊」

 

「小いけ　和遊」は、呉服店のユニクロ

をイメージし、沢山の方に着物好きになっていただきたいとの思いから、リーズナブルな商品も数多く取り揃えていました。

 

２年と４ヶ月の間に、少しずつ参加してくださるお客様ができ、小さなスペースでしたが楽しい着方教室を開いていました。

 

「コーディネートが気になる頃」

 

自分で着られるようになると、帯締めや帯揚げなどの小物が気になり、コーディネートのイメージが膨らんできます。

「着物１枚に帯３本」という言葉もあります。

着方教室が終わったあと、お持ちの着物にリーズナブルで素敵な帯や帯揚げなどをコーディネートする時間が楽しくなり、夕飯の支度に間に合わない！と、慌てて次回の着方教室の予約をして帰られる、ということも度々ありました。

 

「小いけ着方教室では、資格もとれます」

 

そんな日々の中で、「前結びの講師の資格を取りませんか？」と、声をかけていただきました。

そーなんです！

なんと私は、無資格なのに、着方教室をしていたのです。

あの時のお客様、大変申し訳ありませんでした←⁠(⁠>⁠▽⁠<⁠)⁠ﾉ

 

これといった資格は何も持っていませんでしたし、今まで無資格で、きちんとお伝えしてない事へのお詫びになるのではないかと、勝手な理由付けをして、資格試験に挑戦することにしました。

 

「和遊」のレジ締めのお手伝いをする予定で参加したのですが、流れに乗って流されてみたたところ、週に５日着物を着る人になり、更には着方教室の講師資格試験に挑戦することになるとは！

私の人生設計では想定外でした。

 

「夢と現実」

 

一番最初に、後ろ結びの着方教室に参加させていただき、目標を聞いていただいたのですが、「ニューヨークのブロードウェイを、着物で歩きたいです！」と答えました。

 

 

あれから十数年、未だ叶っていませんが、必ずクリアしたいと思います。

 

そんなことより、資格試験日まで、１か月をきっているという現実が待っていたのでした！