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ゴム3本で着物を着る心地よさと綺麗さ

 

読了の目安時間:約 7分

こんにちは。

小いけ K・K です。

 

ゴム3本で、どうやって着物着るの??という疑問が湧いてきますよね。

 

紐で着る場合は、まず、襦袢は衣紋抜きに紐を通して結び、衿がズレないように伊達締めという紐でもう一度結びます。

着物をきれいにきる最大のポイントは襦袢の衿にあります。

なので、衿が崩れないように、どちらの紐もしっかり結びます。

 

その上に着物を重ねます。

着丈を決めたら、腰骨の位置で紐を結びます。この紐の結び方がゆるいと、着物がずり落ちてきて、着物で床を掃除する事になったり、後ろを歩く人から踏まれてしまい、転びそうになったりと、悲しい時間を過ごす事になります。

 

なので、腰骨の位置でキツくきつく結びます。

腰骨は、1番細いウエストの数センチ下にあります。

紐は細いところに移動したがりますので、立ったり座ったり、歩いたりするうちに、ウエストの細いところに上がってしまうと、ゆるゆるになり、きものが落ちてくることになります。

この紐の役割は重大です。

 

しっかり結んで着物の衿を整えたら、コーリンベルトでその衿を固定します。

着物の衿がズレないように、更に伊達締めで締めます。

 

襦袢で2本、着物で3本の紐を使って、しっかりキツく結ぶことになります。

 

(しっかり)と(きつく)が、何度あったでしょうか。

紐で着せていただいたとき、このワードの後に必ず(苦しくないですか?)(痛いところはないですか?)と聞かれました。

でも、めったに着ないと、苦しいのかさえもわからず、着付けが完了したときには取り返しがつかないことになっていました。

 

心地よさ

小いけの着方教室では、襦袢は「長襦袢ベルト」を使います。

2つに別れたゴムを、衣紋を抜きながら衿をしっかりつかみ、胸の下で合体させます。

紐のような結び目は出来ません。

2つに別れたゴムの長さを同じ長さに揃えることで、衿には同じ力がかかりますので崩れることがなく、伊達締めは使いません。

 

 

次に着物を重ねます。

着丈をきめたら、ウエストの1番細いところで「ウエストベルト」を締めます。

なので、腰骨で結んだ紐のように、細い位置へとズレることはありません。

ストッパーがついていますので、着物がズレることもありません。

 

 

衿を整えたら、3本目の「きものベルト」です。

コーリンベルトのロングタイプで、着物の衿をしっかり押さえながら、身体を一周りし、伊達締めの役割を兼務しますので、伊達締めは使いません。

 

この3本のゴムで、締めつけ感が無く、ストレスフ

リーな心地よい着付となります。

 

 

ゴムの良いところは、着終わってからの手直しができることでもあります。

着丈を長くしたり短くしたり、おはしょりを出したりするのが簡単にできます。

 

紐は、着崩れは許さない!という信念のもと、キツく結びますので、襦袢や着物に緩みが無く、お直しするのが難しいです。

 

 

綺麗さ

お直しができるということは、綺麗に着ることにつながっていきます。

 

襦袢と着物を着るための手の動きには ほとんど無駄がありません。

水が流れるように自然です。

そして鏡が無くても、手順通りにすると綺麗にきれます。

 

最初は鏡がないと心配になりますが、鏡があると気になるところがいっぱい見えて、あちこち引っ張ってグチャグチャになったり、自分ひとりの世界に入ってしまい先生の声が聞こえなくなり、立ちすくんでしまいます。

 

鏡を見ないで、先生から目をはなさず、先生の言葉通りに手を動かす事が、綺麗に着られるようになる最大のコツだと思います。

 

綺麗な着姿で、とてもわかりやすいのが、腰ベルトによるおはしょりです。

 

着物は洋服と違って直線なので、肩が下っている分、おはしょりも下がります。

それは当たり前のことなので、そのまま着ても全然問題ありません。

 

より綺麗に着たいとき、写真のように、二重になった腰ベルトの一重めだけを上にスライドさせると、おはしょりが帯に水平になります。わずか1秒の作業で、着物雑誌のモデルさんと同じ綺麗さです。

 

 

(でもやっぱり鏡を見ないと心配)という方もいらっしゃいます。

大丈夫です。

小いけ着方教室にも鏡はあります。

先生の指示で、着物を着終わった時点で1回、鏡をみれます。

 

先生の声に合わせただけで(本当に自分で着たの!?)とびっくりするくらいに着られます。

この時、気になる所のお直しができます。

原因をキチンと教えていただけるので、次回の課題が見えて、挑戦できます。

 

心地よさと綺麗さの両方叶えられる小いけ着方教室では、無料体験ができすので、いつでもお問い合わせ下さい。

 

先日、私が全く帯を結べずに卒業したうしろ結び教室で、一緒に参加していた方が、体験に来てくださいました。

まだお話できてませんが、申込み用紙のお名前で気づきました。

ドキドキしますが、次回はお声をかけてみたいと思います。

 

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