生徒さんに質問されることの第一位は?
2月24日金曜日の着方教室が始まりました。
今日は体験チームと着物美人チームの2つに分かれて開始です。
着物美人チームは、小いけ着方教室に40回以上参加してくださってる生徒さんのチームです。
今日もNeco先生(私が勝手につけたニックネームです)のごあいさつから。
「今朝のテレビで、ウクライナがソ連から攻撃されて、今日で1年たったそうです。映像を見て、かわいそうでかわいそうで涙がでました。
着物を着て教室ができるなんて奇跡だなと。
笑顔で楽しく!が私のモットーです。今日も楽しくがんばりましょうね」
毎回、Neco先生は、一言身近なお話をしてくださり、ほっこりとお稽古がはじまります。
着物美人チームはマグマグデューをクリアした方々ですので、15分ほどで完成します。
一度休憩を挟んで、各自2回目の練習開始です。
振袖をトルソーに着付ける方、小紋と袋帯をトルソーに着付ける方、紬に名古屋帯を締める方など 思い思いにひたむきに挑戦されています。
この時間、Neco先生は、生徒さん一人ひとりの質問に丁寧に答えてくださり、途中で手が止まる瞬間をキャッチして、頭が真っ白になってしまったところにあたたかい助け舟を出してくれます。
体験チームのMoco先生は、後ろにも目があるとの噂の先生で、前の目で体験チームに教えながら、後ろの目で着物美人チームにアドバイスを下さいます。
アンビリーバボーなMoco先生です。
Neno先生に「生徒さんに1番聞かれる質問は何ですか?」と尋ねたところ間髪入れず「三角のところです。」との答えが帰ってきました。
「三角のところ」というのは、着物を着たときの右脇の始末を言います。
前と後ろのおはしょりの高さを合わせる始末です。
この始末をすることで、劇的に美しく着れますが、文字で書くと「身八ツ口の中心から斜めに三角に折り込む」という呪文のような手順です。
時節柄マスクをしていますが、胸から下はちょっと見えにくく、作業がしづらいです。
先生の声を聞きながら手さばきを見てマネをするのが1番楽かと思いますが、ついつい必死に自分の脇腹あたりを見てしまいます。
そしてマスクに視界を遮られ、やむなく次の手順に進むことになります。
Neno先生に、この質問にどう答えてますかとお聞きしたところ、「大丈夫ですよ。あとからきれいに整えられますから、次に進みましょうと、悩ませないで、動きを止めないようにしています」と答えて下さいました。
そうなんです。
前結びは、ゴムのきものベルトを使っていますので、後からのお直しが簡単に出来るのです。
一連の流れを止めずに、流れるように、きものベルトを巻くところまで進んだら、ゆっくりと鏡を見ながら、三角を整えることができます。
この三角が出来たときの感動は忘れられません。
今「え?何のこと?」「ん?どこの事?」と思われた皆さん、是非、確認しがてら、小いけ着方教室にいらしてください。
Neno先生のあたたかさとMoco先生のアンビリーバボーも、是非体験してみてください。
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