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紙布織~心を紡ぎ、織る みちのく古代織研究所「玉虫工房」

 

読了の目安時間:約 5分

玉虫工房は、山形県米沢市にある古代織の工房です。

伝統工芸師・玉虫正直さんが、代々受け継がれてきた自然の素材を活かしながら、今の時代にも新しく感じるようなデザインで、ひとつひとつ糸から織り上げています。

 

 

 

 

 

今なお織機の音が響く米沢の町で、奥様と共に、経済産業大臣指定の伝統的工芸品「みちのく古代布織」を創作。

紙布や榀布(しなふ)、ぜんまい織といった素朴な素材を用い繊細に織り上げた帯や反物の中でも、特に注目されているのが「紙布織」です。

 

明治・大正時代の商家で使われていた大福帳(帳簿)や古文書を丁寧にはさみで裁断し、撚りをかけて糸にして織り上げたもので、歴史を感じる独特の風合いを持っています。

 

 

 

紙布織の帯は、素材感を味わえる優しい風合いで、季節を問わず締めることができる使い勝手の良い帯です。よく見ると墨色の斑点模様がランダムに入っており、大福帳だった頃の面影を見ることができます。

 

 

 

一度役目を終えた紙を糸として復活させ、それを帯や反物といった形で長く使える作品に生まれ変わらせる作業には、気の遠くなるような労力と手間がかかります。

 

その発想自体が驚くべきことですし、私たちが「サスティナブル(持続可能な)」という言葉を意識する遥か昔から、日本では自然と長くつき合っていく方法が確立されていたことがわかります。

 

玉虫工房の作品には、自然の無垢な姿とともに人間味溢れる歴史が詰まっており、深い味わいとぬくもりが感じられます。

 

 

 

 

 

展示会には、玉虫正直さんもご来場されます!

 

玉虫正直さんよりコメントを頂戴しております。

“紙布織は華やかさこそないけれど、軽くて丈夫だし、ぬくもりのあるものとして守っていきたい。そして、ぬくもりのあるきものや帯でお洒落をしてほしいです。”

 

 

 

 

 

 

\期間中きものでご来場でスタンプ3倍!/

 

11月展示会『きもの文化祭』

11/1(金)~11/4(月祝)小いけ鶴岡店

11/8(金)~11/10(日)小いけ酒田店

10時~18時(最終日 16時半まで)

 

・ワクワクするきものスタイル「一栞」ワールド

 鈴木隆広プロデューサーご来場

・米沢 古代布織「玉虫工房」
 伝統工芸士 玉虫正直さんご来場

 

展示会期間中特別価格

・軽くて着心地良いあったかきものコート
・和洋兼用リバーシブル レイショール Ray Shawl

・美しい日本の伝統色 和の色ストール

 

 

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