新人荘司の和!発見!~10~

「模様に込められた意味」
今週も山形県鶴岡市、酒田市の小いけで開催中の夏の振袖展から振袖情報をお届け!
振袖の模様で、これなんだろう?と思う柄や模様を見たことはないでしょうか?

たとえばこちらの模様、

なんの模様かわかりますか?

現代ではほとんど見たことがない物だと思います。
こちらは「几帳(きちょう)」という柄で、雅さ・優雅・華やかさを意味する模様なのです!

「几帳」とは、平安時代、室内に立てて、空間を仕切るために使われた家具の1つ。

几帳にかけられているひらひらとしたものは帳(とばり)といいます。帳には草花と鳥類を組み合わせた「花鳥文(かちょうもん)」などの、美しい文様が描かれていたことから優美で雅なものとされ、そのように豪華な几帳を持つことができたのは、ごく限られた人だったため、めでたいしるしという意味の「吉祥文様」になったと言われています。
このように振袖には様々な意味合いを持った模様が描かれています。

模様の意味を考えながら成人式の振袖を選ぶのも1つの選び方として良いかもしれませんね!

   只今小いけでは、夏の新作振袖発表会を開催中です。詳しくは此方からご覧下さい。▼

http://kimono-koike.jp 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次
閉じる