第７回『ママ振をお考えの方へ２』

2022 4/15

2018年6月1日 2022年4月15日

振袖アレコレ気になります！　第７回『ママ振をお考えの方へ２』

こんにちは、佐藤です！第７回目の今回は前回の続き『ママ振』についてです♪

前回はメリット・デメリットについて簡単にお話をしましたが今回は少し詳しく見ていきましょう！

まずママ振にする上で８割の方が困ってしまうのが、振袖の汚れ＆サイズの違いです。長い間タンスにしまっていた振袖はたとえクリーニングをしていても保管方法によっては汚れが出てきてしまうものです。さらにはお母様とお嬢様で身長が10ｃｍ以上差があると丈が短かったり裄(背縫いから袖口までの長さ)が短かったりと色々な問題がでてきます。

ではそのような時どう対応すればいいのでしょうか？

振袖の丈が短い⇒洗い張り

振袖をいったん解いて洗濯する方法です。洗濯した後に仕立てをし直すのである程度丈の調整ができます。同時に汚れも落とせるのですっきりキレイになり一石二鳥です。

振袖に目立つシミがある⇒シミ抜き

自社お手入れ工房でシミ抜きします。汚れの範囲が広かったり落とせない汚れの場合は柄置きしてシミを目立たなく出来ます。

着物全体が汚れている(シミ以外)⇒丸洗い

洗い張りと違って振袖を解くことなく丸ごと洗います。比較的軽い汚れには丸洗いで対処したほうが安価で済みます。

シワが気になる⇒プレス

たたみシワが気になる場合はプレスをしましょう。簡単なお手入れですが、埃も同時に取り除けるのでキレイに仕上がります。

色柄が派手または地味⇒染め替え

思い出の振袖が派手だったり逆に地味だったりする場合、さらには柄が気に入らない場合等、色々なときに染め替えは便利です。ただ、かなりの金額がかかりますのでレンタルしてしまったほうが安く済む場合があります。

ここまで、よくあるママ振の問題点について見てきましたが自分で確認をするとなると中々難しいものです。お時間が作れるのであれば近くの呉服専門店にて相談し、しっかりとお見積もりを出してもらいましょう。相談は大抵の呉服屋は無料で行っています、安心してお持ちよりください！その際、お嬢様の採寸を行う場合があります。ご家族揃って立ち寄るようにしましょう。

さて、問題点とは少し話しは変わりますが実際に前撮り・成人式をするにあたって、汚れがつかないか不安を感じませんか？そんなときは…

ガード加工

汚れやカビから大切な振袖を守ります。水・油・泥はねなどを気にすることなく振袖を着用できるので人気の加工です。お店によって金額はいろいろで更にはガードできる汚れも違ったりしますので事前に確認して下さいね。

ママ振にする上でやらなければいけないことは沢山あります。面倒に感じたりかかる金額が高くなりレンタルや購入に変更する方ももちろんいらっしゃいます。どちらがいいというわけではありませんので金額と相談して決めましょう。

小いけでは金額やお手入れのお悩みを気軽に相談できます。もしお困りのことがあれば一度お電話にてご相談くださいませ！

以上、佐藤がお送りしました♪

振袖展常設展示中！　