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でんでん日誌2「鯨尺? 曲尺?」

 

読了の目安時間:約 5分

こんにちは、大滝です。

 

でんでん日誌の第2回目です!

前回は「難ぐり(なぐり)」の説明をしました。

 

今回は前回の記事で中途半端に終わった「尺」について書いていきます(*・ω・)

 

着物の丈や幅を測るとき、私たちは「尺貫法(しゃっかんほう)」を用いています。

 

一般的に長さを表すときは cm や mなど単位が使われる「メートル法」が用いられていますが、

着物の場合は 丈 尺 寸 分 などの単位が使われる「尺貫法」で長さを表します。

 

この尺ですが、前回軽く触れたように「曲尺(かねじゃく)」と「鯨尺(くじらじゃく)」の2種類があります!

 

曲尺とは、大工さんなどがものを測る時に使っている金属製のL型の指矩(さしがね)のことで、長さの単位でもあります。

1尺は約30.3cmです。

 

こちらは昔から建築関係で使用されてきましたが、東北地方では布地の長さも表します。

対して鯨尺は、江戸時代から主に布地の長さを測るのに使われていた尺だと言われています。

 

鯨の髭から作られていたことからその名が付いたそうです。

鯨尺の一尺は約38cmで、曲尺よりも長いです。

短い方が曲尺の物差しで、長い方が鯨尺の物差しです。

それぞれ2尺の物差しです!

上の物差しの下部が曲尺の長さになっていて、上部にはメートル法の長さは記載されています。

下の物差しは上部下部どちらも鯨尺です。

 

鯨尺、一寸が大きいですね(笑)

 

先日も述べましたが、小いけでは“曲尺”を使用しています!

それに対し、東京や京都の呉服屋さんでは鯨尺を用いているそうです。

地域によって用いている長さが違う点や、建築関係で使われてきた曲尺が東北地方で布地に用いられたことなど、

不思議な部分がたくさんありますね。

 

しかし、同じものを大量に作る洋服とは異なり、古くから地域や個人に合わせて作られてきたという着物の長い歴史が感じられます✳︎

私はまだ着物の形や仕立てられ方について理解ができていませんが(汗)、尺という単位に早く慣れて着物のことをさらに深く知っていけるよう頑張ります!

最後まで読んでいただきありがとうございました。また次回もお楽しみに\( ˆoˆ )/

 

 

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