季節の和模様「命の輝きに幸せの願いを込めて・・・」
トンボ・ツバメ・蝶に込められた願いと祈り
皆さんこんにちは!
いつも小いけのブログを最後までご覧くださいまして、ありがとうございます。
今日は、季節の和模様についてです。
伝統的な和模様には「いつまでも健康でありますように・・・」と、大切な人の幸せを願う愛情が込められています。最近では和柄をデフォルメし、インテリアなどモダンなモチーフとしても活用されています。今回は躍動感あふれる生物模様のエピソードをご紹介いたします。
勝利のシンボル「勝ち虫模様」
文様言葉:勝負運上昇・立身出世
勝ち虫とは蜻蛉(とんぼ)のこと。蜻蛉は弥生時代の銅鐸(どうたく)にも描かれ、素早く飛び回り、水田耕作のうえで害虫を捕らえる貴重な虫だったとされています。また前にしか進まず退かないところから「不転退(退くに転せず、決して退却をしない)」の精神を表すものとして、「勝ち虫」と呼ばれ、縁起物として武士に好まれたといいます。敵を退治し、機敏で軽快な動きで前に進む蜻蛉は、浴衣柄にもよく登場する清々しい模様です。
恋のキューピッド ツバメ 模様
文様言葉:家族円満・縁結び
春の訪れとともに日本の巣に戻ってくる渡り鳥、ツバメは幸運をもたらす縁起の良い鳥とされてきました。まるで燕尾服を着ているかのように二つに分かれた尾羽を翻して空を旋回するようすは躍動的でお洒落な印象があります。そして毎年古巣に帰って来ては雄と雌が交互に大きく口を開けた雛たちに餌を運ぶ姿に心和ませているのではないでしょうか。ツバメは恋の使いや家庭円満、子育てのシンボルとして愛されています。
新しく生まれ変わる 蝶 模様
文様言葉:不老長寿・美人祈願
蝶は卵から生まれて青虫へと姿を変え、一度まるで死んだように見える蛹(さなぎ)から命が甦り、美しい羽根を広げ羽ばたいてきます。不死不滅のイメージがある蝶の模様は源氏の武士たちにも好まれていたそうです。また、神秘的な色彩や優雅に舞う姿は美しく、平安時代には公家の衣装などに使われる有職模様(ゆうそくもよう)としても人気でした。新しく生まれ変わる、蝶の模様には女性の願いも込められている様に思います。
いかがでしたでしょうか、身近な和の模様には本当に色々な願いや思いが込められているものですね。デザインとして以上に、明るい未来や、子孫の繁栄といった未来の幸せへの祈りを込めてその柄を自ら身に着けたり、大切な人に着せてあげたりすることで、勇気をもらったり、元気をあげたりすることが出来る素晴らしい日本の文化です。
デザインの意味を考えてみると面白いかも知れませんね。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
忙しい日常だから、少しだけ着物を着て、自分らしく、心穏やかで豊かな気持ちになれる時間を過ごしてみませんか。
「誰よりも自分らしく、着物~自由自在」
着物を着たい方の出来る限りの応援をしています。コーディネートやお手入れ、クリーニングを初め、お直し、お仕立て等何でもご相談下さいませ。
着物も帯も品揃え山形県最大級!
おしゃれ着物はもちろんの事、お呼ばれ着、振袖、七五三等、幅広いご要望にお応えいたします。
ランチ会や、日帰りバスツアー等着物イベントも沢山開催しています。ご一緒に着物を楽しみましょう!
山形県鶴岡市酒田市の着物専門店小いけはこんなお店です!
前結びとは? これを見れば分かります!▲
YouTube プレビュー動画あり
*~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
振袖展常設展示中!
庄内1の品揃え! 地元密着のきもの専門店だから安心です!
ご購入でも・レンタルでも・リユースでも
ご購入サービスセット OR レンタルサービスセット で
成人式当日のお着付け 前撮り撮影会のヘアメイク + お着付け
が 無料!!
ご予約の上、母娘様でご来場下さいますと、ケーキ券500円分プレゼント中!
▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼
▼こちらをご覧ください。
全国緊急事態宣言解除後の小いけ新型コロナ対策(安心してご来店頂く為に)