鶴岡銀座店0235-22-3215

酒田中町店0234-26-0085

きものはじめことはじめ〜3〜

 

読了の目安時間:約 2分

新人さんブログシリーズ

小いけ鶴岡店を入って左手側には、日常の小物たちが充実しています。先日お越しくださったお客様が、ちょっとしたお祝いに…と、ハンカチの詰め合わせをお求めになりました。

きれいな柄の2枚を畳んで重ね、箱に入れて、包む。
オリジナルの包装紙を使っての“ななめ包み”。
何気な~く包もうとすると、それ反対だよ、と先輩が教えてくれました。

恥ずかしながら、このななめ包みにも天と地があることを、この時初めて知ったのです。
慶事には、上になる部分が開く。

そして反対に、弔事には下になる部分が、開く。

これにはそれぞれ意味があって、上が開いているのには、喜びごとを受け止める、下を開けるのは、悪いことを流すというという思いが込められるそうです。
のし袋、香典袋と同じなんですね。

海外の方には、マナーはあくまで規則という意味合いが強いそうで、こうした日本人の心づかいが込められたマナー=礼儀作法に、大変感心するそうです。
普段、大雑把に過ごすことが多いわたしを、丁寧な暮らしへ手引きしてくれる「日本の作法」を、これから少しづつ学んでいこうと思う出来事でした。
今まで考えたことのなかった当たりまえの決まり事にもそれぞれ意味がある。
むむむ。なかなか奥が深いです。

 

 

タグ :

ブログ 新着情報

 

この記事に関連する記事一覧

ご来店予約はこちら
電話で予約
TOP