おしゃれは足元から カワブロVol.32
着物を着る時、足が、痛い…。
下ろしたての草履を履いて、ウキウキとお出かけするも、
長い時間履き通しで歩いていくと、鼻緒の付け根が当たって痛くなってしまった…、という経験があります。
下ろしたての、ピカピカの草履。
遠足に行くときは、履きなれた靴で出かけましょう、と小さなときに学校の先生は教えてくれました。
履きなれた靴、は、足に馴染んで歩きやすいもの。
草履もまた、然り。
新しく買い求めたお気に入りの草履も、自分の足にしっくりくるまでには、ちょっぴり時間が必要だったりします。
成人式に出席された方の中には、「足が痛くなっちゃった」という経験をされる事が多いと聞きました。
まず足袋の、サイズが合っていない。
足のカタチは十人十色。
靴下と違って、収縮性が少ない足袋は、普段履いているものと同じサイズを用意しても、いざ履いてみるとなんだかちょっと窮屈に感じることが。
ピシリ、としわのない足元はとても綺麗に見えますが、それを我慢して結局痛くなってしまうのは、せっかくの晴れの日に、切ない思いをしてしまうだけ。
おしゃれは我慢、とよく言われるものの、これは必要のない我慢かな、と思います。
そして草履。
振袖の色柄が決まったら、欲しくなるのが草履とバック。
お友達にちょっぴりおしゃれの差をつけたい、と、振袖のレンタルをご希望のお嬢様の中にも、草履バックのセットだけは新しくご自分のものを用意される方がいらっしゃいます。
二十余年前の成人式に、振袖をレンタルしたわたしも、規格外の26センチ…という大きさの足がゆえ、草履とバックのセットは自分に合ったものを購入しました。
新しい草履はどうしても少し硬いです。
式の前に少しずつ履いてみて、鼻緒を緩めておくといいかもしれません。
また、その逆に、お母さまの草履をお考えの方も、鼻緒のチェックは忘れずに。
しまい込んでいたままの草履は、鼻緒が老けて弱く切れやすくなっている事があるそうです。
早めのメンテナンスを行いましょう。
ワクワクの遠足には履きなれた靴。
ドキドキの成人式には足元に慣らした足袋と草履を。
久しぶりに再会する友人たちと一緒に撮る写真に写る笑顔が、
痛みを我慢してのものにはならないように。
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