キモノ小町40「着物でお出掛けトラブル解決②」
こんな事になるなんて・・・
キモノ小町 第40回『トラブル解決!②』
こんにちは、佐藤です!
今回も前回に引き続き、『きものトラブルを解決するには?』のお話です!
① 帯がゆるんで落ちてくる
帯は椅子に深く腰掛けたり、
壁にもたれたりすると
崩れやすいですよね?
ゆるくなったと感じたら
結び直すのが一番いいですが
外出先では難しいです…
そんなときには…
ハンドタオルを帯と着物の間に挟み込むと
隙間が埋まるのでマシになります!(応急)
ゆるみがひどい時には
背中側にも同じように挟みましょう!
注意点として、帯の下からハンドタオルが見えないように
しっかりと深くまで入れ込むようにしましょう。
② 裾が下がってくる
長時間着物を着ていると腰紐が緩んだり、
裾を踏んだりと様々な理由で
裾が下がることがあります。
そのまま歩くと裾を引きずって汚れたり擦れたりしますので
早めに直しましょう!
【ステップ①】後ろのおはしょりを裏返し
腰紐の上の布をゆっくりと引き上げる
【ステップ②】長さを調整したら引き上げた分を腰紐に入れ、
シワを左右に引いて直す
【ステップ③】同じように前側も
おはしょりの下に手を入れて引き上げる
【ステップ④】長くなったおはしょりを
帯の下に入れ込みシワを伸ばす
この四段階を覚えておくと長時間のイベントでも
綺麗な着姿をキープできます!
③ 足元が窮屈
慣れないきもの姿はたしかに歩きにくく
窮屈と感じる事もあるかと思います。
無理に歩こうとすると裾がめくれたり、
つまずいてしまったりとトラブルも増えてしまいます。
着物を着て歩くときには
内股気味に歩くこと、歩幅を狭くすること
を意識しましょう!それでも歩きにくい時は…
脚を少し開いて手刀を切るようにして、
裾合わせを広げると歩きやすくなるはずです♪
そしてなによりも着物を着たときの動作は
「ゆっくり」が基本!
ゆとりのある行動を心がけましょう!
今回はこの辺で!
以上、佐藤がお送りしました♪
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