よしブロ29「小いけ染み抜き工房」
染み抜き工房インタビュー
今週学んだこと
「 小いけのシミ抜き工房 」
小いけには、自社のシミ抜き加工工場があります。
着物を着ることから後始末まで、着物を気軽に楽しめるための応援をしたいという気持ちからシミ抜き工房がうまれたそうです。
自社で行なっていること、そして着物を着られる方々の応援のためにもお値段を抑えめの設定にしています。
着物についての専門知識を持っている方々がしっかりと見てくれるので安心です。
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■小いけ加工料金 シミ抜き
(一般的なものを載せます)
・小紋、紬、無地、訪問着 3,500円
・振袖、留袖 4,000円
・帯 2,000円
・襦袢 3,000円
・下着 1,500円
※汗抜き、丸洗い 各+1,000円
全税別
着物を着られてご来店された方には500円のシミ抜きサービス券が発券されます。
お稽古帰りや、着物でランチの後などのついでの際にでも、お手入れが必要な着物を気軽に持ってきていただけたらなと思います。
今回は、シミ抜き工房のお三方にお話を伺ってきました。
▼丸洗い機の前にいるT橋さんです。
着物のシミ抜きや加工をして下さいます。
いつも作務衣姿に色とりどりのバンダナを巻かれている職人さんです。
かぶり物がお好きで、家にも帽子がたくさんあるそうです。
以前、どこに出してもこれを落とすのは難しいと言われた、と小いけに来てくださったお客様がいらっしゃいました。
期限がすぐだったこともあり、T橋さんはすぐに綺麗にして下さいました。
汚れの状態や布の素材を把握していなければできない技なのだと感動しました。
落ちにくい汚れは食べ物の汚れだそうです。
時間が経てばたつほど落ちにくくなっていくと教えて下さいました。
1回しか着ていないから大丈夫だろうと思っても、見えない汚れが後になってでてくる場合もあるそうです。
そのため、着用後はお手入れに出すことをおすすめしています。
▼A子さんがアイロンがけをしている様子です。
家で使うアイロンと違い、こちらのアイロンはずっしりと重量感があります。
私も自分のハンカチにアイロンがけ体験をさせて頂きました。
アイロンが重い分、しっかりシワを伸ばすことができるように感じました。
A子さんは、着物1枚を約20分ほどで仕上げるようにしているそうです。
「毎日重いアイロンを持っていて、手は痛くなりませんか?」
と伺ったところ、
「約10年しているけれど、手は痛くならない」
とおっしゃっていました。
重いアイロンを持ち続けても大丈夫な手に進化していったのか、または腕の筋が強いからなのでしょうか。
きっと手の使い方が上手だから痛くならないのだと思いました。
A子さんの後ろにはピシッとシワのない着物たちが整列していました。
▼N村さんがアイロンがけの終わった着物を畳んでいます。
両手を使って丁寧に着物を畳んでおり、N村さんに畳まれる着物たちは幸せだろうな〜と思いました。
柔らか物や紬など着物の種類によって、中に挟む紙(畳じわを防ぐための紙)の位置や量も違うそうです。
N村さんの手は白くてとても綺麗です。
お客様の着物を傷つけないように、手荒れには気をつけているそうです。
手荒れしない洗剤を使ったり、寝る前にハンドクリームを塗ったりしていると教えて下さいました。
日頃の生活から気をつけていると知り、見えないところでの心遣いや継続することの大切さを学びました。
私も見習いたいと思いました。
プロフェッショナルなお三方に話を聞くことができたよい機会でした。
小いけのシミ抜き工房をぜひご利用していただけたらなと思います。
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山形県鶴岡市酒田市の着物専門店小いけはこんなお店です!
前結びとは? これを見れば分かります!▲
YouTube プレビュー動画あり
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