よしブロ31 「 柄合わせの奥深さ 」
お仕立ての柄合わせで変わる着姿
今週学んだこと
「 柄合わせの奥深さ 」
柄合わせの様子を見せていただきました。
外注部で柄合わせをして、それから仕立て屋さんに反物がまわされて行きます。
〝柄合わせ″とは、
柄をどのように出すのか決める作業のことです。胸元は華やかに、あまり柄どうしが被らないようになどなど…お客様がより素敵に着られるためにはどのようにしたらよいのかを考えています。
反物によっては柄合わせでガラリと雰囲気が変わるものもあるようです。
それもまた、着物の面白さだと思います。
▼外注部リーダーのH田さんと営業の加奈Kさんが柄合わせについて話し合っています。
会長も隣で様子を見守りながら的確なアドバイスを下さいます。
H田さんはもともと小いけ和裁部に約15年ほどおり、お客様の反物を着物に仕立てていました。
物差しを持ちながらテキパキと分かりやすく説明してくださり、いつも会社の皆さんに頼られる存在です。
▲こちらの反物は長コートにする予定だそうです。
深い紫色と大きなお花が魅力的な反物ですね。
ちなみに、洗える素材だそうです。
塵避けにはもちろん、雪の日や雨の日にも使い勝手がよい商品です。
東北人なら1枚は手に入れたい万能コートだな〜と思います。
素敵な柄の洗える反物はすぐに売り切れてしまうようなので、ビビビッときたものがあった際には、コソっと握りしめてみるといいかもしれません。
▼反物の合わせ方
変化の分かりにくい反物ですが、
下の写真は
①中心(波線部分)は反物の端っこの黒と黒が合わさっています。
"ぶっつけ"という合わせ方だそうです。
②中心(波線部分)は反物の端っこの白と黒が合っています。
"追いかけ"という合わせ方だそうです。
"ぶっつけ"は安定感のある感じになり、
"追いかけ"は粋な感じになるそうです。
▼分かりやすい図(ぶっつけと追いかけ)
図:「きもののたのしみ改訂版」より
一つの反物でも、二通りの雰囲気をだすことが可能です。
着装の時など、どうしようかな…と悩む時間も楽しいですよね。
■今日の会長のありがたいお言葉
「 岡目八目(おかめはちもく) 」
当事者よりも第三者のほうが、冷静で客観的に物事を見れるということ。
囲碁から出た語で、碁をわきから見ていると、実際に打っている人よりも、八目も先まで手を見越すという意から。
※故事ことわざ辞典より
とくに自分自身のことを客観的にみることは難しいことであるな〜と思います。
周りの方からのアドバイスや指摘を大切にしなければ…と改めて感じることのできた日でした。
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