よしブロ37「小いけ動物園」
色んな着物や帯の柄で楽しんでみませんか?
よしブロ37回目「 小いけ動物園 」
小いけには、お客様にぜひ飼っていただきたい動物たちが住みついています。
今回は少しだけ覗きにいこうと思います。
■白鷺(しろさぎ)
「白鷺柄の夏名古屋」です。
鷺は長いクチバシと細い足が特徴です。
また、一夫一妻制で子育ても協力して行うそうです。
よく水辺にぽつんと1匹で佇んでいる様子を目にします。
若い鷺なのかなぁ〜、つがいの鷺と離ればなれになってしまったのかなぁ〜、夫婦喧嘩をしてしまったのかなぁ〜と想像が膨らみます。
鷺の柄は「神の使いの鳥」として吉祥文様(縁起のよい文様)として親しまれています。
■波乗りウサギ
「兎の夏袋帯」です。
こちらの兎は耳と首が長く優雅な印象です。
波と兎はよくセットで用いられます。
波兎は桃山時代から江戸時代にかけて大流行したそうです。
因幡の白兎や竹生島に謡われたことからこの文様が生まれたとされています。
波兎の由来となった竹生島の一説を紹介します。
「緑樹影沈んで 魚木に登る気色あり
月海上に浮かんでは 兎も波を奔るか
面白の島の景色や」
▶︎島の緑豊かな木々の影が湖畔に映り、魚たちが木を登っているように見える。
月も湖面に映り浮んで、月に住む兎も波間に映る月明かりを奔けて行くようだ。
なんとも不思議な島の景色よ。
昔の人々の感性の豊かさに驚きます。
■おかしなオバケ
「オバケな夏名古屋帯」です。
よく見ると4匹のもやもやとしたピンク色のオバケがいます。
スライムのようにも見えますね。
なんだろう?と興味を惹かれる生物です。
■ジローと太郎とシロー
「麻のわんこ暖簾」です。
一番下にいる仔犬の上目遣いがお気に入りポイントです。
お部屋に掛けてあったらオシャレですよね。
「かわいい暖簾だね」と言われること間違いなしです。
神坂雪佳の絵から来ているようですね。
■空を見上げる小さなネコ
「起き上がりこぼし ねこ玉」です。
手作りならではの可愛らしさがありますね。
指で倒しても何度も起き上がってくるので、縁起物とされています。
ちょっとしたプレゼントに、ちょっこりと玄関の片隅に、いかがでしょうか。
皆さん、好きな動物はいますか?
ぜひ、小いけにいらして好きな生物を見つけていただけたらと思います。
参照:「きものの文様」より
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忙しい日常だから、少しだけ着物を着て、自分らしく、心穏やかで豊かな気持ちになれる時間を過ごしてみませんか。
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山形県鶴岡市酒田市の着物専門店小いけはこんなお店です!
前結びとは? これを見れば分かります!▲
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