でんでん日誌7「紬(つむぎ)について」
紬について勉強中!
でんでん日誌7!「紬」
こんにちは、大滝です!
今回は「紬(つむぎ)」について書いていきます。
◎紬とは…
紬は絹織物の一種で、真綿糸や玉糸などを用いた先染め(糸を先に染めてから織ること)・平織の織物をいいます。全国各地で織られており、結城紬や塩沢紬のように産地名を付けたものが多くあります。
写真は信州紬です。
シックで上品な着こなしです*
(きもの文化検定教本Ⅰ『きものの基本』より)
紬はもともと日常着として着られていました。
紬糸は、繰糸による糸の引き出しができない玉繭(2頭の熟蚕の吐糸が不規則に重なり合ってしまい繰糸が困難な繭)や、絹糸にできない屑繭を真綿にし、それを少しずつ引き出して手で紡いだものです。
太さが不均一なので織り上げると節が生まれ、素朴な風合いとなります。
今となっては、そういった節や素朴な風合いが良い味を出すということで、多くの方に人気のある着物です(*´-`)
紬というとほとんどが上記の紬糸で織られています。
しかし中には大島紬や黄八丈(きはちじょう)などのように、現代では紬糸ではなく生糸で織られているものもあります。
紬は織り物なので染物よりも格が少し低く、カジュアルに着こなせる着物です。
基本的に柄は織りで出しているため、シンプルなデザインが多く、着回しがしやすいです!
※紬地を後染めして柄を出した小紋もあります。
もしかしたらこの記事を読んでいるあなた様も、実はあまり袖を通していない紬が箪笥の奥に眠っている…ということもあるかもしれません!
帯や小物を少〜し変えるだけで紬も簡単に毎日着回せるようになります。ぜひお手持ちの紬に合う帯や小物を店頭や展示会で探してみてはいかがでしょうか♪
もし携帯電話やカメラでお手持ちの紬の写真を撮って持ってきていただければ、店頭に並んでいる商品と照らし合わせてイメージがしやすくなると思います!
スタッフもご一緒にお選びしますので、ご安心してお越しください(*ノv`)
おまけ
今日は紬のコーディネートです!
温かい色合いの紬を黒い帯で引き締め、帯締めで少し個性的な感じを出してみました。
それでは大滝でした。
お読みいただきありがとうございます!また次回もお楽しみに★彡
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