よしぶろ46「ステキな鳩居堂」
日本の老舗が今も息づく
吉住ブログ第46回は「 ステキな鳩居堂 」
小いけでは、県内で唯一(きっと)、
鳩居堂の商品を取り扱っております。
鳩居堂(きゅうきょどう)とは?
京都で創業し、銀座の中心にもお店を構えています。
お香や※文房四宝(ぶんぼうしほう)の販売を始めて350年以上という歴史を誇る、日本を代表する老舗です。
※文房四宝 とは、筆・硯・紙・墨のこと
転載:「 和樂 工芸 」より
鳩居堂さんの商品は味わい深く、どこか品のある商品ばかりです。
小いけにはお香や季節の葉書、ポチ袋などが揃っています。
季節の葉書、探してみるとなかなか無いですよね。そんなときはぜひ小いけにお寄りくださいませ。
きっと受け取った方も喜んでくれるかと思います。
▼上品な香りお香
酒田店では毎朝、お店やお手洗いにお香を焚いているそうです。
酒田店のお店はもちろんのこと、お手洗いも素敵なので立ち寄った際にはチラッと覗いてみてください。
ほんのり暗がりで、ほんわかお香のいい香りがして、ちょうどよくフェルメールの絵が飾っており、そのまま夢の世界に旅立ちそうになります。
お家のお手洗いもこんな設えにしたい!と真似したくなるはずです。
香りは記憶に残ります。
匂いに関する素敵な和歌があったので紹介します。伊勢物語/古今和歌集 より
五月待つ 花橘の香をかげば
昔の人の 袖の香ぞする
訳:五月を待って咲く花橘の香をかぐと、昔親しくしていた人の袖(に薫いていたお香の)の香りがします。
なんだかロマンチックですよね。
昔の方の感性は豊かで美しいです。
それを表にだして詠んでいたことも現代ではあまり考えられないことです。
今の時代、ポエムチックな文章を相手に送ったらきっとギョギョッとさせてしまいますよね。
想いを文章でしたためたい!という方はぜひ、和歌を参考にされてみてはいかがでしょうか。
趣深く、ストレートに表現せず、ふんわりと優しくしたためることが大切なのかぁ〜と思います。
皆さまも記憶に残る香りはありますでしょうか?
雨の匂い、夕方の匂い、グラウンドの匂い、…
人それぞれで懐かしい香りの思い出があるかと思います。
▼秋の便箋と葉書
萩やコスモス、リンドウの葉書です。
優しい絵柄でほんわかしますね。
葉書は和紙の質感を残しているので、触り心地もあたたかく、和紙独特の香りも漂ってきます。
秋のお便りを一筆したためてみませんか?
▼一風変わったポチ袋
ポチ袋も意外と使用する機会があるかと思います。
突然、500円を集めます!と呼び掛けられた際にも鳩居堂さんのポチ袋を持っていれば安心安全です。
カバンにちょこんと忍ばせておかれてもいいかと思います。
和のあたたかいものはいいですよね。
ぜひ生活の中に取り入れてみませんか?
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