お仕立てにあたって ~柄合わせ~
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今回は、お仕立ての際の「柄合わせ」についてです。一口に着物を仕立てると言っても、そこはやはり反物からその方に合わせてお仕立てするお誂え仕立てです。
お仕立ての仕方にも、様々あり、
「人の手による反物の裁断」と「機械による裁断」、
「人の手による裁断」と「機械による裁断」、
「手縫い」と「ミシン縫製」、
「1人の和裁士さんによる一貫したお仕立て」と「大きな工場で行うパーツ毎のシステム縫製」、
「国内縫製」と「海外縫製」等様々な方法があります。
そのお仕立てにあたって、形は寸法さえあれば何とかなりますが、柄合わせはそうは参りません。仕立てる前に8つのパーツに裁断、切り分けする必要があります。
裁断するに当たっては、ハサミを入れてしまえばもうやり直しが効きませんので、その前の打ち合わせに細心の注意を払う必要があります。
「上前の柄が丁度良く繋がる様に」とか、「横に繋がるとキツイ印象になるからワザとずらしておこう」とか、「花柄が胸元にあった方が良い」とか「悪い」とか。
正解は無いものの、お好みや、着る方の体型、雰囲気等も考慮に入れた上で、その方の着姿が、最もその方らしく美しくなる為に、若しくは、かわゆく見える様に、はたまた、ほっそりと見える様に、着姿を想像しながらの打ち合わせをします。
無地門の色無地の着物でしたら余り気にする必要はない訳ですが、柄物はどうしてもハサミを入れるまでに時間がかかります。
お誂えの特別なお仕立てだからこそ出来る事で、オメトメーション化された、ミシン縫いの工場ては出来ない仕事です。
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