着物始め事始め〜15〜
以前、駅のホームで電車を待つ、着物姿のご夫婦を見かけたことがあります。連れ合い、という言葉がしっくりくるそのお二人のコーディネートは、
ご主人は薄鼠色の縞、奥様は薄紅梅に生成の帯。
それぞれの色が相まって、ひとつの絵を完成させたような、そんな素敵な佇まい。
お似合いのお二人の姿を遠くから見つめ、
いつかわたしも、あんな風に寄り添う夫婦になりたい!
と憧れを持ったカワノです。
わたしは、母との結婚式に着た紋付袴を写真で見た以外、
父が着物を着た姿を見たことがありません。
幼い頃、お正月に集まった親戚の中に、着物姿の叔父と叔母を見て、
どうしてうちのお父さんは着物じゃないの?と聞いたところ、
理由は簡単、「うぢさは ねぇ がら」でした。
そう、うちの父は着物を持っていません。
母の箪笥には何本もあるのに、その中に父のは一本もないんです。
割と男前の職人で、がっちり細マッチョの父に着物を着せたら、
きっと素敵に見えるのに。
小いけでは、会長、社長の着物姿がほぼ毎日見られます。
入社してあっという間に半年が過ぎましたが、
男の人の着物姿を見慣れなれていなかった入社当時から今でも、
毎日、ホントに素敵だなぁと思います。
粋な旦那と、若旦那。
今さらですが、着物は女性だけのものではありません。
カップルで、ご夫婦で。
たまには着物デート…と、いつもと違う日常に、洒落てみてはいかがでしょうか。
着物デート!素敵!
そうだ…!
我が家の旦那様にも、とりあえずプレタからでもはじめてもらいましょうかね。
うふふ、ふふふふ(夢がひとつ増えましたw)。
追記コメント:
小いけでは、男の着物着方教室、お着付けも承ります。お正月に向けて、自分で着れるようになりませんか。男の着物は、女性物と違って、然程難しくはありません。一度覚えてしまえば後は一生使えます。日本のお正月や花火大会等、四季折々の行事を着物で迎えられたら楽しさも味わい深さも倍増しますよ。
着方教室は、一回完結で1,000円で承ります。また、お着付けのご依頼は、2,000で承ります。ご相談やご予約はこちらからどうぞ。
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