よしブロ28「足袋」
足元は意外と見られています。
今週学んだこと
「 自分の足にあう足袋 」
先月の展示会で自分にあう足袋をみつける催しが行われておりました。
私もみていただき、普段自分にあった足袋を履いていないことに気がつきました。
ぴったりとくる足袋は歩きやすく、つま先まできれいです。
自分にあっていない足袋は靴を履いているようにぶかぶかだったり、窮屈でシワが目立ったりしました。
お店にある商品4つ(綿の足袋)を履いてみました。
足袋のサイズはどれも同じです。
▼ 1
細型と表記されている商品を履いてみました。
幅が狭く、かかとまで入りきりませんでした。
足の幅が狭い人にはしっくりくるのかもしれません。
▼ 2
ゆったり型を履いてみました。
足先の形はきれいに丸くでました。
しかし、足首のフィット感があまりありませんでした。
▼ 3
お求めしやすい価格の足袋を履いてみました。
足先の丸み(赤い矢印)のところにシワができました。
足袋の底と足の幅があっていなく、少しブカブカ気味です。
▼4
ごく一般的な足袋を履いてみました。
つま先がぴったりとそい、きれいに足の形がでました。
正面から見たシワもあまりありません。
履き心地も他の足袋にはなかったしっくり感が感じられます。
4番目の足袋が私にはあっているようです。
サイズが同じでも足袋の形やメーカーさんでこんなにも差があると知りました。
サイズも自分の思っているサイズではないものがぴったりという場合もあるそうです。
お店の方に
「どの足袋が一番履きやすいですか?」
と質問してみたところ、
人それぞれの意見でした。
みなさん足の形が違うので、それぞれにあった足袋があるそうです。
しかし、早比楽の足袋(着方教室の足袋)は伸縮性があって履きやすいと口を揃えておっしゃっていました。
▼足袋っ粉
また、”足袋っ粉”という足袋洗い洗剤もおすすめです。
ゴシゴシ洗いが不要で、熱いお湯につけ置きするだけで汚れが取れます。
半襟の汚れもとることができるそうです。
足袋をみていると、品質表示も様々です。
品質表示を調べてみました。
参照:衣類の便利帳より
・綿
吸水性が高く、肌触りがよい
・麻
通気性がよく、夏にぴったり
・ポリエステル
シワになりにくく、型崩れしにくい
・ナイロン
伸びる、カビに強い
正座をよくするお茶のときはよく伸びるナイロンの足袋、正装の時は綿の足袋など‥
場面によって使い分けもできそうです。
足元をきっちりとすると、より着物が映えるように思います。
頭からつま先まで気を使うといいよと教えていただいた覚えがあります。
自分にあう足袋を見つけて春にお出かけしたいですね。
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