桜ほど多くの人に愛されている花はありません。

キモノ小町　第37回『日本人が愛する桜のお話』

 

こんにちは、佐藤です！

 

今回は着物の世界でも沢山使われている

【桜】についてのお話です！

 

今年は昨年よりも桜の開花が早いようなので、

このブログが投稿される頃には

もう葉桜になっているかもしれませんが（笑）

 

早速ですが、皆さんは【桜】の語源をご存じですか？

 

「咲く」に複数を意味する「ら」をつけて

「さくら」と呼んだという説は代表的。

 

また、さくらの「さ」は「田の神様」を意味し

「くら」は神様の居場所である

「御座」を意味すると言う説もあります。

 

この他にも、古事記や日本書紀に登場する

女神「木花咲耶姫」の「サクヤ」が

「さくら」に転化したという説などがあるそうです。

 

桜といえば、国民が最も愛する花として有名です！

なので、大多数の方は国花を聞かれた際、

【桜】と答えるそうです。

 

幻想的で美しいその姿に日本人だけでなく、

様々な国の人の心を掴んで離さない桜ですが・・・

そもそも国花とはどんなものをさすのでしょうか？？？

 

国花とは、その国を象徴する花。

国民から広く愛されていて、

紙幣などにデザインされることもあります。

まさにその国らしい花が選ばれているのです。

 

日本はどうでしょうか？？

実は日本において公式に定められた国花はありません。

国民に愛される【桜】も、

パスポートの紋章や皇室の象徴とされる【菊】も

公式には国花ではないのです。

ですが、逆に言えば公式で定められていないため、

どちらも国民に愛されているという意味では国花になるわけです。

 

ちなみに山形県の花は皆さんご存知の

【紅花】と制定されています♪

日本国民に愛されている桜は

着物に描かれることも多いですよね。

 

そもそも【桜】にはどのような意味があるのでしょうか！

桜の全般的な花言葉は、

「精神美」「優美な女性」「純潔」です。

 

「精神美」は日本国、そして日本人の品格を表すシンボルとして、

美しさを託した言葉という推察があります。

 

また、「優美な女性」「純潔」の花言葉は、

桜の花の美しさからイメージされたものだとされています。

 

つまり、桜のデザインされている着物を着るということは、

日本人としての品格を着ていると言えます！

花としての桜も、着物としての桜も

意味を知るともっともっと楽しめそうです♪

以上、佐藤がお送りしました！

 

 

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