きもの小町21「伝統柄5」
キモノ小町 第21回『日本の伝統柄⑤』
みなさんこんにちは、佐藤です♪
今回は引き続き日本の伝統的な柄をご紹介します!
▼【蝙蝠】(こうもり)
中国では、蝙蝠の「蝠」の字は「福」と同じ発音のため、蝙蝠は「福」を表します。百年生きたネズミが蝙蝠になるという伝承もあるそうです。西洋文化の影響を受ける前の日本では、中国の影響を受け、蝙蝠は縁起の良い動物とされていました。今でも陶磁器等にみられますよね。 日本でも江戸後期、七代目市川団十郎が家紋にしたり染め柄にしたりして大流行しました。特に5匹の蝙蝠を描いた模様は『五福』と呼ばれ、長寿・富・健康・子孫・繁栄を意味するそうです。
長寿・富・健康・子孫・繁栄
▼【鯉】(こい)
お宮参り着物の柄(男の子の着物では兜や鷹に次ぐ柄)としてよく見かけます。 鯉は泳ぐ姿ではなく、鯉の滝登りとして描かれることが多いのですが、これは中国の故事に由来しています。 急流で名高い黄河の龍門を上った鯉はそののち龍になるとされ、いわば立身出世の象徴であり、「登龍門」の語源でもあります。
飛躍・出世
▼【熨斗(のし)】
色、柄とりどりの熨斗が束になっている熨斗文は、おめでたい、華やか、高級を表す吉祥文様として広く愛されており、リボンが結ばれた絵様は人と人とが「結び合う」つまり、結婚という儀式にふさわしい結びの文様とも言えます。また、「幸せを周りの人たちと分かち合う」という意味も込められている『幸せの証』として人気があります。また、人と人との絆、繋がりを表し、その長さから長寿の象徴とされています。
絆・長寿・祝福
▼【鼓(つづみ)】
日本の伝統的な打楽器のひとつで、能楽の調べで用いられています。季節の花といっしょに描かれることの多い華やかな文様です。鼓は大きな音色が鳴る事から、見事な実がなるという意味にかけて豊作の吉祥文様になります
豊作
お持ちの着物の柄はありましたか??柄、文様の意味を知って益々着物を楽しみましょう♪
以上、佐藤がお送りしました!
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