着物始め事始め〜14〜
13日にフジテレビで放映された、「今売れている!! ニッポン21世紀職人!!」http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2017/170908-354.html
ご覧になった方もいらっしゃるかと思います。
古くから伝わる職人さんの、伝統的な技術を現代のニーズに合うよう工夫を凝らして、
素敵、可愛い、欲しい!に変える。
和傘、和紙、提灯、下駄…。
伝統工芸の品格を残しつつ、斬新なアイデアで新しいものを作り出す、
今、その技術を受け継いで、進化してゆく若い職人さんの姿に、
「すごーい!」「かっこいー!」を連発しながら視聴していた、イケメンに目のないカワノです(すみません)。
機械技術がどんどん進歩し、整然と、きれいなフォルムのものがたくさん溢れる今、この時代だからこそ、
手仕事から生まれる、温かくてやさしい、それでいて美しい感触が求められているのかもしれません。
だけど近頃のわたし。
安くて手軽なファストファッションが流行る中にいて、
既成のものの中から洋服を選ぶようになりました。
でもでも。
やっぱり、本当に欲しいものや、いいもの、一点ものってちょっぴり何かが違うんですよね。
そのナニかを、言葉にするのは難しいのだけれど…。
いいものを、一生懸命作り続ければ、時代がそれについてくる。
何かで聞いたフレーズです。
いいものを利きわけられる感性を、身につけていかなくちゃ!
そう、改めて、思わせられた番組でした。
写真は趣味で作ったつまみ細工の花かんざし。
簡単にできるので、最近、ハンドメイド愛好家の中で流行っているそうです。
実はこれも、伝統芸能の技術のひとつですw
コメント追記:
気が付かない事が多いですが、身の廻りの意外な所に、伝統的な技術や知識が使われていたりしますね。長い間の経験や知識の集積が今残っている技術なのでしょうね。それに現代の完成を加えたら、ビックリするほど素敵で、便利で味わい深い物が出来上がるのかも知れませんね。